マザコン猫と互の目刃紋
- 刀剣研磨研究所
- 2019年11月22日
- 読了時間: 1分
オッパイ止めんか!
キミ、もう母猫の倍はあるよね・・・・

どうした事か・・・
人間でいえばもう高校生くらいだと思いますが、
いまだにオッパイ飲んでます。
一生就職とかしない飼い猫だから困らないでしょうが、
これがもし人間だったら大問題です。
(第一気持ちワリィ(>_<)・・・)
******閑話休題******
今回は苦手としていた
互の目刃紋
今までは何度も叱られました(*_*)・・・
が!こうして上手に砥げるようになりました(^^)/
★まずは現状↓
元部が互の目で、もの打ち部にかけて湾れから小直刃に変化する不思議な焼き刃です。
この依頼者様にも随分お待たせ致しました(*_*)・・・
本当に済みませんでした<(_ _)>

↓切先は、多分フクラの刃毀れを直そうとして
砥いだみたいですが、丸まってしまってます・・・
アマチュア砥ぎで一番の難関の一つはこの切っ先整形で、
残念ながら まず!無理だと思います。

★粗砥ぎ完了↓

↓切っ先も三つ頭も何とか再整形できました

★んで完成↓

↓帽子もハッキリ出てます

↓互の目から湾れに至る刃紋も自然に仕上がりました



↓差し表の元側が一部皆焼(ヒタツラ)みたいになってます。
昔だったら表現できなかったでしょうが、
今は何とか砥ぎ出せる様になりました(^_-)-☆


寝ぼけてむくんだようになってしまった切先が,スッキリした気持ち良い幸せな感じになって,拝見している者も気持ちいい一振りになっております。感謝です。
大きなニャンコも幸せそうですが母親というのは大したものですね。
うーーーーーー。。 なるほどきれいで御座る。。感激堪能GOOD!!