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刀職者技術講習会 ㏌坂城町

  • 執筆者の写真: 刀剣研磨研究所
    刀剣研磨研究所
  • 2019年9月1日
  • 読了時間: 2分

子猫ども4匹は貰い手も無く、

順調に成長しております・・・(*_*)


さて

お仕事お仕事!刀剣ん研磨。


技術向上と現状の問題点の解決・・・

8月23日から三日間の講習会に参加してきました。


主宰は日本刀文化振興協会といって、

日刀保のスピンオフ団体で、どうも「利権」の臭いがちょっとする感じですが、

ちゃんとした公益法人です。


場所は長野県坂城町の「鉄の展示館」2階。

こんな感じでノンビリと皆好き好きにやってます。

柄巻き等の刀装具


白鞘などの木工


そして、私の今回の目的、刀身研磨です。


粗から中仕上げまではご存知この独特の研磨台で、

私は体が硬くてこのマウントポジションがどうしても取れないので、

全く違う研磨姿勢でやってるのですが、

皆さんは体を丸めて上手にやってました。


地艶や化粧刃取りといった仕上げ砥ぎはこんな感じです。


研磨手法では色々と参考になりました。

また、今回若き砥ぎ師さんと知り合いになりました。


まだ20代ながらすでに独立して工房を持ち、

今回もコンテストで銀賞!


ま、銀賞といっても・・・

金賞から審査員出品まで色々展示してましたが、

やはりこの業界は「年功序列」は根強くあるみたいで、

私は審査員先生の砥ぎよりも彼の銀賞の方が良い・・・かなと内心思ってましたが・・・

どうです?!

この差し込み砥ぎ!

実際は少し刃取りをしている様ですが、見事に刃中地中の働きを砥ぎ出してます。



で、

今回この若先生と色々と話し、

時々依頼が来る審査用の精密研磨は彼にお願いする事にしました。


日刀保の審査は砥ぎヒケなど一本あっても指摘がくるので、

今まで当方ではコスト的に難しかったのですが、

寸6,000円で請けてもらえる事になりました。


寸6,000円はうちの倍ですが、

この手腕なら全然安いと思います。

是非ご依頼宜しくお願い致します。





 
 
 

1 Comment


Santarou Yamamoto
Santarou Yamamoto
Sep 01, 2019

残暑お見舞い申し上げます。 研鑽の日々 お疲れ様で御座いました。くれぐれもお体ご自愛くだされ。。健康あって の  お仕事で お互い 日々研鑽いたしましょうぞ。。

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